アバラは漢字で「荒ら」や「疎ら」と書き、『荒れ果てたさま』や『すきまだらけのさま』、『まばら』を意味します。
これをイメージして具現化したものがAcパイン アバラです。
11mmのすきまを空けて整然と並ぶ角材は、形状だけで言えば、クールで洗練された印象。でもそれだけでは面白みに欠けるしし、そもそも無垢材で作ることに価値を見いだせない。
わざわざ無垢の天然木で作るのであれば、自然の現れであるやにつぼ・やにすじも含め、可能な限り全てを入れ込んでしまおう。そうすることで、荒れ果てたさまを表現しよう。何度見ても見飽きないものを作ろう。
そんな想いで作りました。
このような形状は、一般的にリブと呼ばれ、実は見た目があばら骨(=rib)に似ていることからきています。
「荒ら」と「疎ら」を同時に表現したこの商品。
無機的な形状からくる冷やかさと共存する、ほのかな温かみを是非、肌で感じとって頂きたいと思います。